2024/11/28 17:24
こんにちは、手染め毛糸のPalettieです。
今回は、シャイニーヤーンで編んだベスト例のご紹介です。
染めに集中しておりましたらベストを編んでから結果のご紹介までに少しお時間をいただいてしまいました。また来年、シャイニーヤーンが気になったときに立ち寄れるように記録しておきます。
まずは、シャイニーヤーンでベストを編もうと思ったきっかけから・・・
今年の夏は、シャイニーヤーンで大判ショールを編みました。
この大判ショールは、夏のエアコンによる冷えを感じるときや朝晩の少しひんやりするとき等に身に着けたいと思い編み始めました。
羽織ったショールには、適度なドレープが生まれ、人の動きに合わせてふわりゆらりと動きます。
シルクの光沢のおかげもありエレガントな雰囲気になりました。
ショールは、巻き方を工夫することで、あたたかくしたいところに身に着けることが出来る自由度の高い小物で重宝しました。
・・・そして、ふと、「雰囲気はこんな感じで、かつ動きやすさも兼ね備えた「かぶれるショール」があると更に日常の作業中のカジュアル使いにも便利かな?」と思い、今度は、シャイニーヤーンでベストを編んでみることにしました。
それでは、以下、その結果になります。
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編み地は、ざっくりメリヤス編み。
スワッチをいくつも作成し、透け感と生地感のバランスをと選んだ棒針4.5㎜(ショールと同等)。
身幅にゆとりのあるベストでふわりと柔らかいイメージはショールのようでもあり、目的のベストになったかと思います。
ショールは、形そのものや、それをまとう雰囲気にエレガントさを感じたり、自由自在に好きなところに巻ける良さがありますが、作業したいときは、勝手に体に引っ付いていてくれるベストの動きやすさも捨てがたいと思いました。ショールもベストもどちらもそれぞれの良さがあり、それぞれの場面で使い分けたいなと思います。
<編む際のポイント>肩はぎの部分では、編み目が大きい分、仕上がりにややゆるみが生じるようにも感じましたので、もし、次回、同じようにふわりと軽い編み心地のベスト(肩はぎありデザイン)に挑戦する際は、好みで、少し棒針のサイズを下げて編むと、仕上がり部分も丁度良い塩梅になると感じました。もしくは、編み目が大きい編み地の場合は、肩はぎのないデザインのほうがスムースかもしれません。ご参考まで。
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パターン
梅本美紀子さんデザインのエアリーなニット
毛糸だま 2023 vol.200 [冬特大号] p29 より
※ゲージよりシャイニーヤーン用に計算調整しました
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使用糸
「Palettie Hand Dyed Yarn / シャイニーヤーン」(137g)
針
輪針4.5㎜
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今回のブログは、ここでおしまいです。最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
引き続き、素敵な一日を。