2024/11/29 16:45
こんにちは、手染め毛糸のPalettieです。
今日は、オーガニック繊維のpokomokoのご紹介です。

<pokomokoの特徴>
穏やかな光沢のフェルト化毛糸
やわらかさと弾力があり、ふわっとした編み心地
オーガニックメリノウール(95%)とリネン(5%)を使用(天然繊維のみ)
ご家庭での洗濯が可能(非スーパーウォッシュ加工)
100gあたり約300m(Sport)
ゲージ:26目×36段(10センチ四方メリヤス編み、2.5~3.5mm棒針使用)
ぽこぽこ・もこもこした表面が印象的で、触ると柔らかさの中にしっかりとした存在感(弾力)を感じる毛糸です。
撚りの緩やかなスラブヤーンのような印象の表面を想像していただけると近いと感じます。スラブヤーンのように糸のところどころに長めのスラブ(太い部分・節状のもの)はありません。
化学繊維は使われていませんが、フェルト化されていることと、含まれたリネンにより丈夫さが加わっています。
一本取りで編むと、編み地は、1plyの毛糸で編んだような印象になります。フェルト化されているからか、ダンボールニットのような印象もあります。撚りのある糸と同じように編むことができます。
一本どりでウエアや暖かいくつしたに。二 ~三本どりで編むと立体感を感じやすくなります。室内履きや、ネックウォーマー、ニットキャップや、ウールのクラッチバックなどの小物やアクセサリーを編むと存在感が増します。
※オーガニック繊維(正確には、Global Organic Textile Standard認定繊維)とは:より環境的、社会的に配慮した方法で加工・製造・流通が行われている繊維になります。
原毛は、スーパーウォッシュ加工されていないのですが、30度以下のウールプログラムで洗濯機を使用することが可能です。(推奨方法は手洗いとなります)。


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写真1枚目は、かせやスワッチの写真
写真2枚目は、メリヤス編み一本どりの編み地例(3.25㎜棒針使用で26目×39段)
写真3枚目は、pokomoko色違いと並べたところ(参考写真)
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さて、ここからは、少し余談です。ご興味のある方、もしよろしかったら、もう少しお付き合いいただければと思います。
・・・写真3枚目の毛糸のかせ二色を交互に並べるとボーダーを想像しますね。
実は、今、tom0.shiさんのtriple B(しましまセーター)を想定した毛糸の組み合わせを思い描いています。
(こちらの詳細は、来月よりご報告予定です。)
それで、このところ、ずっと色々なパターンのボーダーを思い描いていたところなのですが、
このpokomokoの色の組み合わせも好きでして...
このままこの組み合わせで編めてしまうなら、いっそのこと私が編んでしまおうか!?と思い、ゲージを合わせて概算してみました。
結果はというと・・・サイズ2限定で、pokomoko4かせの場合は、全部ボーダーで編んだ場合に足りるか足りないか程度でした。ただ、実際には、ボーダー以外に編む箇所がある糸は、糸を多く使うのでかせをもう1本多く必要としそうでした。
つまり、今回は、このままでは、かせが足りなさそうので、残念ながら見送りますが、
やはり、こんな風なゆるやかなゆらぎのある色のボーダーもきっと素敵だろうなと思うのです...。
...色から派生してすこし話がそれましたが、最後に、pokomokoに戻ります。pokomokoは、カジュアルなウエアや、印象的な小物(クラッチバッグなら少し大人っぽくもなります)に合いますよ。
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それでは、今回のブログは、ここまでになります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
素敵な週末をお過ごしください。