2024/12/07 10:15
こんにちは、手染め毛糸のPalettieです。
今回は、しましま考③になります。しましまセーターを考え始めた時に、
色の組み合わせの可能性の多さに、どこから手を付けようかなと思いました。
イメージで色々浮かんでくる色の組み合わせには際限がありませんでした。
柔らかい印象なのか?元気な印象なのか?組み合わせ次第でいろいろな印象になります。
ちょっと人目を引きそうなポップな印象にしたいのか、
静かで悠然とした印象にしたいのか・・・などと、ついつい、いつも、しましまを考えてしまっていました。
今まで、こんなに「しましま」のことを考えたことがありませんでしたが、
しましまの組み合わせって、本当に無限だなと実感しましたよ。
それで、色々浮かんだ組み合わせをパターンに分けてみることにしました。
今回のしましま考③は、その組み合わせパターンの一つです。
お時間の許す方は、お付き合いいただけましたら嬉しいです。
それでは、どうぞ。
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しましま考③
ゆらぎ染め×ゆらぎ染め
もう少し、細かく説明すると、ゆるやかなゆらぎ染め×複数色のゆらぎが大きいゆらぎ染め
片方のゆるやかなゆらぎ染めは、ソリッドの印象に近いゆらぎ染めです。
デザイン(模様)の堺がきちんと際立つように、でも、色の複雑さ、多様さも併せ持った組み合わせになります。
両方のゆらぎ染め糸に色のゆらぎの大きなものを選択すると、デザイン(模様編み)の輪郭があいまいになります。
デザインをきちんと際立たせるためには、一つのゆらぎ染めのゆらぎは抑え目なものを選ぶと、色の複雑さや多様さをより楽しみながら、デザインも楽しめる組み合わせになります。
例えば、写真のような組み合わせ。

コントラストもはっきり、ゆらぎの差が大きく、目に入る色数も多いので、美しく優し色合いでもありますが、元気な印象にもなります。
そして、他には、こんな組み合わせも可能かと。

こちらは、はっきりとした色と優しい色の組み合わせですが、落ち着いた印象になります。
(※紺色の見え方のわずかな色みの差)については、後日、紺色の毛糸をお店に並べる時にまた改めて紺色のみの写真を掲載いたします。)
色の組み合わせによって、同じデザインの作品を編んだとしても、印象が大きく変わるところが面白いところでもありますね。
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それでは、今回は、これでおしまいです。
最後までお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。
引き続き、素敵な一日を。