2025/01/14 16:32
こんにちは、手染め毛糸のPalettieです。
ともしさんのB.B.B.セーターのパターントライアルに参加させていただきました。
糸は、ナチュラルヤーンを使用して編んであります。
今回のブログは、そのパターントライアルで編んだB.B.B.セーターの一例のご報告を写真とともにお届けします。
おまけB.B.B.セーターのしましまの配色を考えるにあたっては、頭の中で、色々な「しましま考」を経てパターン分けをしてみましたが、今回は、その中の【ソリッド色×ゆらぎ色】というパターンで配色してあります。
また、ゆらぎ色が長いスパンの段染め糸だったらこんな風になるかな?という拡大解釈をした結果、ゆらぎ色には4色の異なるかせの毛糸を用いることにしてみました。
お時間の許すときにでも、お立ち寄りいただけましたら幸いです。
それでは、どうぞ。
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こちらの↓写真が、今回編んだB.B.B.セーターになります。

カジュアルで優しい雰囲気です。
個人的には、どこからか、心地よい風が吹いてきそうな印象を持ちました。
ナチュラルヤーンはウール75%混ですが、
中細糸で編み地はそれほど厚くなりません。
そのため、セーターに用いた場合、春先や初夏のお出かけにも着られそうだなと思います。
ズボン(パンツ)に合わせても、ロングスカートにも合わせたくなる雰囲気です。
まだ寒い季節は、少し厚めのPコートなどの下に、
また、少し肌寒さを感じる季節には、カーキ色、白色、オフホワイト、ベージュなどのゆったりとした薄手のトレンチコートなどに合わせても良さそうです。
次は、平らに置いたときのB.B.B.セーターの写真です。

こちらの写真は、B.B.B.セーターのシンプルな形をよりお伝えしやすいかと思います。
編み物を始めたばかりの方もチャレンジしたくなるような形なのではないかと思います。
B.B.B.セーターはトップダウンで首からくるくる裾まで編んでいくタイプのセーターです。
とじ、はぎのないセーターなので尚更、安心&嬉しいかと思います。
次は、着用した写真(2枚)になります。

平置きの写真で見ると、セーターの幅のゆとりがやや大きいいように感じるかもしれませんが、着てみると、適度なゆとりのおかげで体のラインも気にならず、体の前後の幅を吸収してくれるように感じます。
ともしさんのB.B.B.セーターのパターンには、サイズによる各部の寸法も記載してあるので、ご自身のサイズと確認しながらサイズを選ぶことも可能です。
大きめのサイズを選ぶのか?フィットしたサイズを選ぶのか?編むサイズによって、また、使用する毛糸の落ち感などの違いによって、着用感は変わってくると思いますが、今回の私の場合は、上記写真のようになりました。

↑こんな風にストレートなラインがでる毛糸を使用するとシャープな雰囲気にもなるようです。
何度も着用を繰り返しているとシャープなラインは穏やかなラインに変わってくるとも思われますが、洗濯後には、また同じような着用感になるのではないかなと思います。
次は、今回使用したナチュラルヤーンの写真です。

◇使用したナチュラルヤーン合計約305g
C1:そのままの色 約165g
C2:4色のゆらぎ色合わせて約140g
以下、その他の覚え書きになります。
◇出来上がりサイズ ほぼ2
私のゲージは、パターンに掲載されているゲージと比較して、目数は1目、段数は数段異なっていました。パターンに記載の各部サイズと自分の体形を照らし合わせて、出来上がり寸法は1~2の間で2に近い大きさを目指してサイズ2を編むことにしました。(段数等を若干の微調整をしてあります。)
◇使用した針サイズ 3.5㎜(袖口i-codeB.O.のみ3.25㎜を試してあります)
最後は、編んでみた感想です。
毛糸の素材や毛糸の色の組み合わせで生じるB.B.B.セーターの雰囲気は、きっと無限大だなと感じています。そして、編む人の好みを反映させやすそうなところや、親子コーデなどもしやすそうなところがとても楽しいなと感じます。
配色を考えるのも、使用する毛糸の素材を考えるのも、くるくると編むのも楽しいパターンでした。これから着るのも楽しみです。
ともしさん、パターントライアルに参加させていただき、どうもありがとうございました。
パターントライアルに参加されている皆さんのB.B.B.、どれも素敵だなと拝見させていただいておりました。どうもありがとうございました。
今後のパターンリリースやいつか出合う誰かのB.B.B.セーターをとても楽しみにしています。
以上が、大まかではありましたが、B.B.B.セーターの今回のパターントライアルのご報告になります。
<追記>2025/03/01
編み上げたB.B.B.セーターをiイラストに。最後の二枚の写真は描き始めたところのイラストと、額装したイラストの写真です。


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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、引き続き素敵な一日を。