2025/04/04 16:24
こんにちは。手染め毛糸のPalettieです。
初めに、今回のブログは、いつにもまして長いです。
「最終的に何を言いたいのか?」と、字が多すぎて読む気がなくなるレベルの可能性大です。その場合は、そのままで。
色々な要素が混ざっています。贅沢に編みこまれたセーターの模様みたいに色々な要素が入っています。
何の話かとざっくりまとめてしまうと、「毛糸でつながる物語」かと。
自分にとって新しい試みにチャレンジした背景や思いと、今後どうするのかは現時点で不明ということが分かっているということを綴ったものになります。ある面では意味があり、ある面では意味がないともとらえられる内容ですが、ご興味がある場合や、お時間の許す方は、お付き合いいただけましたら嬉しいです。
それでは、どうぞ。
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「Palettieさんが嬉しそうに手編みのセーターを着ているから...、タンスから引っ張り出してきたのよ」とおっしゃって、亡くなったお母さまに以前編んでいただいたというセーターを着て来てくださる古希を迎えた素敵なお友達(愛情を込めてお友達とお呼びしていますが素敵な先輩です)がいます。
「何枚もあるので、せっかくだから着ることにしました!」と、以前、おばさまが編まれたという素敵なセーターを着て来てくれるようになったお友達も。
お母さまやおばさまのエピソードやセーターはどれも素敵で、それを着ているお友達も嬉しそうで・・・最近、嬉しいことにそんなことが続いていたので、世代を超えてつながる毛糸の物語にいいなぁとほっこりしていた次第です。
さて、そんな折、少しご縁のある方のインスタの投稿を拝見しました。その投稿には、「ママさんの編んだ靴下を履きたい!」という息子さんと、靴下を編めるママさんの物語がありました。息子さんは、毛糸によっては、チクチクと感じて痒くなってしまうことがあるようでした。そして、今回、楽しみにしていたママさん手編みの靴下を履いていると痒くなってしまったようで、結局、履いていることが出来なかったというものでした。
実は、私も子供の頃、毛糸を身に着けているとチクチクと痒くなってしまうことがあり、それが苦手だったので思い当たる節がありました。そして、大人になってからもある時期、突然の皮膚の変化のため、それまで平気だった多くの繊維に違和感を感じることが辛かったこともあり・・・(現在は回復)、なんだか他人ごとでは無く感じてしまいました。
何より、「編んでもらった靴下を履きたい!」と言ってくれる人が身近にいて、編める人もいるのに、実際に編んでもらっても痒くて履けないという切ない状況がとても気になってしまいました。
息子さんとママさんの思いがうまくつながれる方法はあるかな?と思いました。
その時に、ふと、私が扱っている毛糸が思い浮かびました。もちろん、実際に履いていただかないと分からないのですが、「あの毛糸なら?もし、息子さんのお肌に合ったら!?、編む人も、編んでもらった人も、毛糸の楽しい思い出(記憶と時間)が増えるかもしれない?」と思うようになりました。
もしかすると、毛糸製品を楽しみたいけれどチクチクが苦手な他の方にも、より毛糸製品を楽しんでもらえる一つの可能性(選択肢)になりうるかもしれないなと。
きっと、それは、その羊さんをはじめ、羊さんを取り巻く人々も嬉しい(かもしれない)。
そして、私の好きな毛糸の可能性が広がったらそれはそれでとても嬉しい。
等と、何度も頭の中でリフレインするものだから・・・
その色々な可能性を確かめていくには、やはり、まず、実際に、試していただく必要があると思いました。
というのも、一言で、ふわふわでやわらかいと言っても、毛糸によって異なるふわふわとやわらかさがありますし、前述のように、私自身、同じ繊維を触っても感じ方が変わってしまった経験もあります。同じ人だとしても、その時の体調で肌に触れるものに感じる印象が異なることもあるのですから、今の私にとっては、とてもふわりとやわらかく感じるこの毛糸も、きっと、人によって感じ方が変わるだろうというのが想像ができたからです。
そこで、今回、初の試みで、思い切って、少しご縁のありましたその方にモニターさんをお願いできないかどうかを問い合わせてみました。
その方には、お手数をおかけしてしまい申し訳ないのですが、ご快諾いただき、その毛糸、つまり、「ふわりソック」で編んだ靴下と息子さんの肌の相性を試していただけることとなりました。(今の私の周りには、毛糸が苦手な方がいらっしゃらなかったこともありお願いしてみました・・・もしかすると、今回の試みは、私にとっては、「ふわりソック」の押し活みたいなものでもあるのかもしれません。)
もちろん、私が柔らかいと感じている「ふわりソック」も、今の息子さんの肌の個性に寄り添えない可能性もあります。その時は、お力になれず残念なのですが、市販の柔らかい毛糸もまだまだあります。私自身、子供から大人になるにつれて皮膚が変化したこともあり、今では、色々な毛糸も安心して試せるようになりました。きっと、いつか、息子さんも、息子さんの肌に合う毛糸に出合えるのではないかなと思ったりもしています。(毛糸を愛する一人としては、つい、いつかそうなったら嬉しいなぁ...と)
毛糸製品を身につけないといけないということでもないけれど、毛糸の楽しい記憶(時間)が世代を超えてつながっていったらいいなぁと思っています。もしそうなったら、それは、きっと、もしかしたら、他の毛糸(の世界)にとっても嬉しいことではないかなと。手編みの世界が更に広がっていくかも!?と。
もし、今回、残念ながら、息子さんのお肌と相性が合わなかった場合も、「ふわりソック」という毛糸にとっても、今後、私が出合う毛糸に対してとらえる視点が広がるかもしれないという点においても、また、新しい毛糸についてモニターさんという形式のお願いを今後するのかしないのか?するとしたらどんな風に?ということに対しても新しい知見となると思います。
今後、私にできることは、きっと、息子さんのお肌と相性が合った場合もそうでなかった場合も、今回得るであろう新しい知見をお伝えするということかと考えております。その知見を通して、皆さんには可能性の一つとして検討していただけたらと思っております。今回、編んでくださる方が途中経過もSNSでお知らせしてくれるかもとのことなので、その方が気兼ねせず、また楽しんで載せていただけるように、今回の件を私からもご報告させていただくことにしました。
今回、もし、世代を超えてつながっていく毛糸の楽しい記憶と時間が増えたら嬉しいなと、私のできる範囲で出来ることの一環としてチャレンジしてみましたが、実は、最近、私にとっては良かれと思って行動したことが、予想外の形に作用してしまい衝撃を受けるということが何度か続いており...、今は、それらを受け止めて、その時に得た知見を次に活かしていくしかないなと前を向こうとしている時期でもあります。
もし可能でありましたら、様々な可能性を秘めているこの物語も、温かく見守っていただけましたら嬉しいです。
・・・最後になりますが、チクチクする毛糸にはチクチクの優れた面もあり、そしてそれと同時に、わかりやすく、その毛糸が持つ苦手な面も。ふわふわ繊細な毛糸には、やはり、その優れた面と、それと同時に苦手な面もあります。
丈夫で何年も立派に使用できるようなラグに好ましい毛糸は、それを身に着けたとき、(丈夫だからこその)チクチクを感じることもあります。
とても柔らかくて肌に身に着けるのが心地よい毛糸は、摩擦には弱く取り扱いのケアがいつもよりも必要だったりします。
色々なバランスなのだと思います。
どれが一概に良いではなく、その時、その用途、その方々に合う毛糸に出合えるのが良いのだろうなぁと思っています。それぞれの方々の楽しい毛糸時間が増えますように・・・


※写真は、今回の毛糸、「ふわりソック」の一例です。
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、皆様、今日も引き続き素敵な一日を。

